EPS Electrostatic Powder Spray
クーロン力の作用でパウダーがより効率よく均一に紙面に付着!
機内湿度をフィードバック最適に電圧をコントロール
概要
- パウダーと紙面をそれぞれ逆極性に帯電させることでパウダーと紙面とが互いに引き合い、パウダーの付着率が向上。
また、パウダー自体を帯電させることで今まで飛散していたパウダーも紙面に付着。 - 同極で帯電したパウダー同士が反発しあい、より均一に分散して紙面に付着。
- エア圧のみを利用して性能UPしてきた従来のCHPシリーズとは異なり、EPSはこれまでのエア圧に加え、クーロン力を利用した新しい方式で、従来機では成しえなかった飛散率・パウダー使用量の削減等の性能向上を実現。
- 印刷機内の湿度をフィードバックして帯電電圧を調整することで、クーロン力の作用を最適に保ち、安定した効果を維持。
新機能
- +イオンを吹き付けることで紙面を+帯電させる非接触帯電方式
- コロナ放電を使用せず、パウダー自体を帯電させる安全なパウダー帯電方式
- 印刷機内の湿度に応じて、電圧を+側・-側個別にコントロール
特長
- システム全体を通して紙面と接触しないため、トラブルレス
- パウダーと紙面とが互いに引き合うため、従来機種では飛散していたパウダーが紙面に効率よく付着。
飛躍的にパウダー使用量を抑えることが可能。 - 相互の電化の作用により、パウダーが均一に紙面に付着。
仕様
名称 | Electrostatic Powder Spray Solution | |||
---|---|---|---|---|
型式 | EPS-6 | EPS-8 | EPS-10 | |
対応印刷機 | 菊半裁・菊半裁寸延 | 四六半裁・菊全判 | 四六全判・A倍判 | |
機器構成 | スプレー部・・・装置本体・電気ボックス・スプレーバー・ブロアポンプ | |||
EPS部・・・コントローラ・ドライブボックス・+帯電バー・リングブロア | ||||
定量方式 | ローレットローラー方式 | |||
制御方式 | 印刷機速度追従方式(3,000~20,000枚/時) | |||
帯電方式 | +帯電側(印刷紙側)・・・+イオン噴付け方式(非接触) | |||
-帯電側(スプレーパウダー側)・・・接触帯電方式 | ||||
電源 | スプレー部・・・3相200V | |||
EPS部・・・単相100~264V | ||||
運転電流 | 約6.8A | 約8.2A | ||
電気容量 | 約2.3kVA | 約2.8kVA | ||
外形寸法 | スプレー本体 | 320×200×420 | ||
電源ボックス | 250×100×225 | |||
ノズルバー | 790/830×52×111 | 930/1130×52×116 | 1230/1410×52×121 | |
ブロアポンプ | 467.4×290.4×353.9 | 630×328×342.9 | ||
EPSコントローラ | 187×90×139 | |||
ドライブBOX | 380×104×240 | |||
放電バー | 766/814×42×54 | 910/1126×42×54 | 1198/1390×42×54 | |
リングブロア | 500×350×295.6 |